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2020年10月12日

京都人類学研究会10月例会

京都人類学研究会10月例会開催要項


みなさま

京都人類学研究会10月季節例会の開催について、下記の通りご案内申し上げます。どうぞふるってご参集ください。
こちらはコロナにより開催を見直しておりました京都人類学研究会4月季節例会(「暴力の内旋ー南スーダン、パリ人の社会の変容:1985~2015」)を、京都人類学研究会10月季節例会として開催するものです。

(以下敬称略)

【主催】
京都人類学研究会

【日時】
日時:11月7日(土)14:00(13:30開場)-17:00

【開催方法】
今回も、前回の7月季節例会と同様にZoomでのオンライン開催となります。
参加希望の方は、11月6日の正午までに以下のフォームからご登録をお願いいたします。

https://docs.google.com/forms/d/1DMGQS3bhvEvMqnkbcWHSQCYFa7bM9KC-lsTDCpkvn6o/edit

※入力内容を送信後、自動返信メールが送信されます。自動返信メールが届かない場合、メールアドレスが間違っている可能性がありますので、お手数ですがもう一度ご入力ください。

 自動返信メールにてZoom研究会参加のためのリンクをお知らせします。

また、研究会開催の前日にも再度リマインドのメールをお送りしますので、リンクはそちらでもご確認いただけます。

【タイトル】
「暴力の内旋―南スーダン、パリ人の社会の変容:1985~2015」

【発表者】
栗本 英世(大阪大学 教授)

【コメンテーター】
 真島 一郎(東京外国語大学 教授)
 酒井 隆史(大阪府立大学 教授)

【要旨】
1985年の時点で、南スーダンの東エクアトリア地方に居住するパリ(Pari)人の社会は、自律的で凝集性が強く、まとまったものに思えた。
家屋が密集した6つの大集落がリプル(Lipul)の丘の周囲に存在し、政治制度の核となっていたのは、年齢組織(階梯式の年齢組組織、Mojomiji system)と首長制であった。
本報告の目的は、1985年に開始され現在も継続している内戦状況の中で、年齢組織の階梯間、集落間、そして支配年齢階梯と人びととのあいだで頻発した暴力的事件、そしてその結果生じた社会の分断と政治制度の機能不全を、社会の軍事化、あるいは「暴力の内旋」という観点から、民族誌的に記述し分析することである。

【プログラム】
14:00-14:05 趣旨説明 
14:05-15:05 講演
15:05-15:20 休憩
15:20-15:35 コメント 真島 一郎(東京外国語大学)
15:35-15:50 コメント 酒井 隆史(大阪府立大学)
15:50-17:00 総合討論

【備考】
*京都人類学研究会は京都を中心とする関西の人類学および関連分野に関心をもつ研究者・大学院生がその研究成果を報告する場です。
*参加希望の方は、事前に上記Googleフォームまでご連絡ください。どなたでも自由に参加いただけます。
*今回はZoomでの開催となるため資料代はいただきません。
*講演会後の懇親会はございません。

【問い合わせ先】
京都人類学研究会事務局:2020kyojinken@gmail.com
京都人類学研究会2020年度運営委員
* 代表:岩谷 彩子
* 学生幹事:赤坂知美、秋葉瑠美花、浅井薫、井尻和雅、泉向日葵、稲垣美帆、今井惇、大坪聖奈、奥田真由、奥野衣莉香、柏美紀、加反真帆、加藤舞、河崎涼太、川畑一朗、呉人花、小寺典子、Khon Yan Hong、佐々木悠、十文字樹、志田夏美、柴本元、瀬名波英志、竹内優希、竹下光、竹田響、田中亮汰、田中瑠莉、谷優太郎、対本祝子、Devin、中西萌、三木陽子、皆木香渚子、森内こゆき、谷島亘、山口優輔、山本始乃、吉野月華

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Posted by 株式会社CSセンター at 16:42 │大学・研究機関イベント情報